地球子供サミットに森の家を代表して参加してくれたNYC生まれ、東京在住の惠之(Casey)くんが以下の通り報告してくれました。子供たちから学び、わたしたち大人が力を合わせて共に育て合うきづきあう場所をつくるとても素晴らしいきっかけを作ってくれています。
また惠之(Casey)くんのお母様であるゆきさんが、フェイスブックグループにてプラをできるだけつかわない環境について考え実行するグループも立ち上げられました。
自分たちの問題を自分たちの時代に解決していけるよう行動していきたいと私も思います。
素晴らしいリポート、惠之(Casey)くんとゆきさんありがとうございます。11月10日にNYのこどもたちとも話し合ってみたいと思っています。
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≪地球こどもサミット2019年8月≫
「大人になんか任せておけない!僕らのことは、僕らで守る」
【海の今とこれからの状態】
・2050年までに、魚の量よりプラスチックが多くなる
・川や湖は海につながっている。海洋汚染は海だけでなくポイ捨てされたプラスチックが、川が増水した時に海に流れ出し、海洋プラスチックになる
・プラスチックを食べた海洋生物が滅びれば、人類も滅びる
【なぜプラスチックゴミがたくさんあるの?】
・ゴミの分別をきちんとしていないから。
・リサイクルできる物が多いのに、リサイクルせずにすぐに捨ててしまう。
・消費者の需要があるから、会社がプラスチックを生産する。人がプラスチックを求めるから結果として海にプラスチックがいく
【私達にできること】
・マイバッグを持って買い物にいく
・ペットボトルの飲み物は買わない
・ボランティアとして海でゴミ拾いをする。するとどれだけプラスチックゴミがあるか分かり、なるべくプラスチックを買わないようになる。
・海洋プラスチックだけで作ったエコバッグを使う
・「プラスチックオーシャン」という映画を観る
・何か自分なりの行動を起こす
【大人(会社)が出来ること】
・マイバッグ持っていくとポイント貰えるようにする
・プラスチックの変わりに竹を使う
【僕の感想】
去年と同じように、こどもならではの柔軟な発想がでていました。これからもこの様な子供の環境などをテーマにした国際会議が続いたらいいな、と思いました。
【「地球こどもサミット 見学報告」に追記】
・2018年現在、20%のプラスチックが焼却処分もしくはリサイクルされており、
残りの80%は埋め立てられるか、海に投棄されている。
・プラスチックは化学的に安定した物質の為、土中や水中で分解されるには、数百年~数千年かかるといわれている。
・今のペースで海への投棄が進むと、2050年までに、海に生息する魚類の総重量をプラスチックが超えるとの研究結果もある
・そもそもプラスチックは、石油という有限資源で製造され、焼却すれば二酸化炭素排出量が増加する
(出典:CNN English Express )
・プラスチックを「資源」として受け入れていた中国が、一転、環境を汚す「ゴミ」との理由で輸入を禁じた。結果、リサイクル目的でプラスチックを輸出していた先進国は、輸出できない状態になり、国内にプラスチックゴミが滞るようになった。
(出典:2019年9月22日 日経新聞)